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ミニコミ明石・2月号【歩くタコ】スタコラサッサ [ミニコミ明石]

のぞいてみよう!海は自然の水族館
ミニコミ明石.jpg

世の中には、どんな種類の生物でも変わった生態の種類がいる。
人間でも変な人はいると思いますが、水中生物には水中という
特殊な環境も手伝って、未知な生態の生物が多々いるようだ。

そんな中でも今、私の中で旬な生物がメジロダコだ。
メジロダコとは、学名 Octopus marginatus 八腕形目 マダコ科に属する。
明石タコと同じマダコの仲間である。同じマダコでも明石タコが流れによって
鍛え抜かれた足を使って流されないように這うように移動するのに対して
メジロダコの移動は、二本の足を使って水中を歩くことで知られている。

これまで、二足歩行は人間のように固い骨がないとできないと
言われていたのでかなり珍しいとのこと。歩く写真がないのが残念だが、
その姿はまさに「スタコラサッサ」と聞こえてきそうな感じである。

また、日本では貝殻や空き缶、空き瓶などを巣に生活をしていることが多いが、
海外ではココナッツを巣にして生活することが多いことからココナッッツオクトパス
とも呼ばれている。私のダイビングフィールドの一つでもある和歌山県の紀伊大島
で見られるメジロダコは少し細かい泥のような砂地に生息し、日本酒のワンカップ
の空き瓶をマイホームにし、回りには主食の貝の殻がちらばっている。

おもしろいことに、メジロダコはその、貝やココナッツなどに卵を産みつけそれを
小脇に抱えて移動することもある。まるでセカンドバックを持ったサラリーマンの
ようでもある。おそらく八本足の歩行のほうが2足歩行よりも速いと思うが、
セカンドバックを持ちたいから、また、卵やエサを守りたい一心からの
二足歩行かも知れない。

ワンカップや空き缶などが落ちていると、人間のマナーを考えさせられますが、
そこに住む生物を考えると必要なのかなとも考えます。
ただ、ゴミがないと自然なココナッツなどを利用するんですけどね。

タコ.jpg
 ワンカップに住むメジロダコ、周りには貝殻が
 散らばっている。その貝殻でマイホームにフタをすることもできる。

蛸.jpg 
 砂に潜ることもできる。ワンカップの家ごと砂に隠れます。
 白い吸盤が印象的です。

                                統括店長 平川猛

関西でのダイビングは、ダイビングスクールノリス(←Homediving3.gif)
 海・ダイビング情報が満載♪


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